病院での腰椎分離症の治療は、まず、レントゲンで所見をします。
看護師による問診を行い、筋力チェックをし、他の症状が無いか、手術経験の有無など、出来るだけ詳細を確認します。
レントゲンでは単純撮影をし、色々な角度から骨と筋肉の構成を確認します。
医師との診察のときに、レントゲンを診ながら説明を受け、今後の治療予定なども確認します。
また、腰椎分離症では、レントゲン以外の画像診断を行うケースもあります。
MRIでコンピュータ撮影をし、腫瘍や感染症などのより詳細をチェックします。
MRIは細かい単位で断層撮影が可能ですので、この方法で分からない病気は無いとも言われます。
腰椎分離症の治療方法は2つに分類されます。
1つは保存療法で、患部を直接操作することのない、対症療法です。
安静にしたり、コルセットを装着して動作を制限し、その状態で効果的にリハビリなどが出来るようにします。
また痛みに対しては薬物を投与します。
主に鎮痛剤を服用しますが、長期間の服用は胃腸障害に発展する危険もあります。
理学療法では温熱療法により筋肉を温め、回復力を促します。
ブロック療法は痛みにとても効果があります。
血行を良くし、筋肉の痛みの伝達を停止させ、自然な治癒の効果を特に高めることが出来ます。
もう1つの方法は手術になります。
痛みが下肢にまで至り、痺れなども感じるようになり、生活するのも不安があるというケースがもっとも多く適用されます。
圧迫している骨を最小限に削って神経へ触れることを削除する内視鏡を用いる場合も多く、この場合では退院まで3日程度で済んでしまう場合がほとんどです。
また程度が大きいという場合では、切開術で患部を固定します。
固定には患者の骨盤などから固定用に骨を移植したり、人工の骨を用いることがほとんどですが、より固定をしっかりさせるためには、インストルメンテーションと呼ばれる方法で固定を補助します。
切開術での腰椎分離症の完治までの期間は3ヶ月程度が目安です。


