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腰椎分離すべり症の期間について




椎骨の後方にある上関節突起と下関節突起との間は構造的に常に脆弱性を持っています。また、この部位は、若い成長期において過度のスポーツトレーニングをすると、ヒビがはいってしまったり、疲労骨折を起こす可能性が高く、この状態を腰椎分離症と呼びます。

発症期間は骨が骨折している間ですが、早期に発見することで癒合を期待できます。しかしながら、痛みは無いケースが多く、そのため成年期まで治療をしなかったというケースがほとんどです。

また、腰椎は大きな剪断力がかかるため、分離が生じた場合、椎体が前方へすべってしまうこともあります。このすべりの状態で元に戻らなくなってしまったものを腰椎分離すべり症といい、20歳から40歳ぐらいの男性に多く見られます。

腰椎分離すべり症になりますと、生体反応として修復の動きが起こります。この反発が神経を刺激し、神経症状、つまり痛みが頻発するようになってしまいます。腰椎分離すべり症の治療期間は短ければ一ヶ月程度でしょう。

腰椎分離すべり症では、切開をすることなく手術をすれば、3日で退院することもできます。しかしながら、腰椎分離すべり症の場合は除圧術を採用しますので、すべりの部位がよりすべるようにならないとも限りません。

腰椎分離すべり症が完治した後でも、リハビリを欠かさず行うことが推奨されます。小切開をして固定術をしたというケースでは、腰椎分離すべり症の完治までは半年はかかるでしょう。入院は3週間程度が目安ですが、退院後もコルセットは常用します。

そしてリハビリメニューを毎日行うことが推奨されます。スポーツトレーニングでは早く上達すればそれほど可能性は高くありませんが、どうしても未熟なケースでは腰により反発力が来やすくなりますので、上達したケースよりも発症する可能性のある期間を長くしてしまいがちです。

また長くはなっても、毎日のトレーニングの後にしっかりと体をクールダウン、つまりリフレッシュすることで腰椎分離すべり症の発症を避ける効果が高くなります。


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