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脊柱すべり症とは




脊柱すべり症は椎骨が前後にずれてしまった状態のことを言いますが、脊柱分離症に伴って起こり、脊柱分離すべり症とも言われます。

脊柱分離すべり症になると、椎間関節の分離によって、脊椎の安定性が悪くなることで、成長期には椎体が変形したり、慢性期では椎間板が変性したりすることで痛みが出ます。

脊柱すべり症は、椎間板の変性が原因となるものが多く、腰部脊柱管狭窄症の原因となりやすいと言われています。体幹を捻ったり反らせたりすることを反復し、着地などを繰り返すことによってだんだんと骨が離れてしまい、痛みなどが出ると言われています。

また、13歳頃の骨が成熟していない少年期にスポーツで腰部に対し、過度の負荷をかけることが原因となって引き起こされるケースが多く見られます。

なかなか、自覚症状が出現しないケースが多いですが、長時間の立ち仕事や腰を曲げたままの仕事、また腰を反らせたり横に曲げたりした時に腰の痛みを感じることも多いようです。

しかしながら、下肢の痛みやしびれなどの神経的痛みにはあまり至りません。痛みが長引いたり、治療もままならないというケースでは、脊柱管狭窄症に進行する場合もあります。

この場合、腰の痛みはもちろんのこと、下肢の痛みやしびれなどの神経的な痛みを訴えることも多くなり、さらには、馬尾が出現することもあります。治療方法としては保存療法が基本になります。

安静にしたり、またはコルセットを装着して痛みを緩和させ、鎮痛剤を服用したり、神経ブロック療法をする場合もありますが、改善がなかなか出来ない場合には、固定術などで手術が行われることもあります。

中川式腰痛治療法