脊椎分離症は腰の骨の疲労骨折が原因であると言われています。
また13歳をピークにして、スポーツを活発に行っている少年期に多いですが、初期では腰の痛みなどを訴えることが少ないため、多くの患者さんは慢性期に入った状態であると言われます。
レントゲンで脊椎分離症が確認できた場合、すでに進行してしまった状態であり、自然治癒は難しいですが、レントゲンでは分からず、MRIで初めて脊椎分離症が分かったという場合は、安静にすることで脊椎の骨癒合が十分に期待できます。
この年代の子供さんが脊椎分離症になったという場合、レントゲンではなかなか分からないということを覚えておくと治療に役立つことになります。
またMRIで明確になった場合、CTを使用して他の病態が無いかをチェックする場合もあります。
MRIとはMagnetic Resonance Imaging systemのことですが、磁場、電波を利用し、体内の画像を詳細に撮影する技術です。
被爆するケースは無く、安心して受診することができます。
MRIは、人体に磁場を加えることで水素の原子核の状態が元にもどるまでの時間をはかり、差を立体映像化します。
脊椎分離のある脊椎の詳細な場所について、腫瘍の有無、感染症の有無などを確認することが可能です。
脊椎分離症は患者自身による触診ではその部位の特定は難しく、また腰部の神経感覚によっても判断はほぼ不可能です。
そのためレントゲンでも分からないという時代にはとても苦労したようです。
MRIにはネガテイブな要素が全くないということでもありません。
まず診断の時に閉塞感があり、これを嫌う患者さんも多いようです。
この閉塞感は検査装置の中に入り、その中がトンネル型である場合が多いことからそう言われています。
また子供さんなどは、よりいっそう孤独感を高めることになってしまいます。
このため最新式の装置では狭さを覚えさせることのないオープン型、というカテゴリーのものが多く開発されているようです。


