腰痛で外科に診察にいくと、まずは問診や筋力チェック等の理学的な所見をします。
その後、レントゲンを撮影し、腰の周りを様々な角度から撮影し、異常がないかどうかを単純に検査します。
レントゲンではより細部をチェックしなければならないという状態になることがあり、あるいは、レントゲンで腰椎分離症を疑うという場合には、MRI撮影を行います。
腰椎分離症があるかどうかは、MRIでは一目瞭然にはっきりとします。
また、MRIで骨の癒合の可能性がある、と判断された場合は、CTを撮影することもあります。
MRIとは、Magnetic Resonance Imaging systemの略ですが、磁場と電波を用いて、体内の画像を撮影するための装置です。
またこれを用いての検査のことです。
被爆の心配はなく、脳や脊椎などのCTでは苦手とする部位の断面撮影が可能です。
撮影の際は、磁場を変化させるため、大きな音が伴います。
一方のCTはComputed Tomographyの略で、一般にはX線を使ったX線CTを言います。
人間の体を構成する物質には水素の原子核が含まれますが、MRIでは、人体に磁場を加え、水素の原子核の状態が元にもどるまでの時間によって、差を立体映像にします。
MRIでは腰椎分離症の詳細が診断できます。
分離のある腰椎の場所はもちろんのこと、他にも腫瘍などがないか、感染症の疑いの有無などが分かります。
腰椎分離症の診断結果が出れば、後は治療方法を検討することになります。
MRIで詳細が分かったら、後は定期的に症状を変化をチェックするためにレントゲン撮影を用いることが多くなります。
レントゲンは特に手術の前後には重要になってきますが、自覚症状が変化したなどの異常がある場合にもおおく用いられます。
画像検査は経験すれば患者でもその様態の変化は分かるようになり、改善に向かう状態を確認しながら楽しむ患者さんもあります。


