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完治について




腰椎分離症は完治出来るのかと疑問に思う方も多いかと思います。過度のスポーツが一番の原因でありますが、またその時期は小学生の頃が最も多くなりますので、親の立場からも完治するかどうかは非常に気になるところでしょう。

小中学生が腰椎分離症を起こす最も大きな原因は、体の未熟な時期に過度のスポーツを行ってしまうことにあります。年齢的に10歳~14歳は人間でいうと体の成長期にあたります。

骨も筋肉も体としてはまだまだ未熟のため、この時期に激しいスポーツを行ってしまうと、筋力で体にかかる負荷をカバーすることができず、腰椎に直接負担がかかってしまい腰椎分離症を発症します。

筋力や腱がしっかりとしてれば、腰椎の分離を起こすこともありませんし、レントゲン上で分離を起こしていても、筋肉のコルセットがあれば、痛みが出ることもありません。

このことを証明するように、プロのスポーツ選手の中にも、レントゲン上は腰椎分離症を起こしているにも関わらず、痛みが出ない選手は多くいます。このような理由から、小中学生の子供に腰椎分離症が多いのです。

また、その他にもスポーツをした後に、しっかりと体のケアをしていなことにも原因があります。これは子供が悪いのではなく、部活などで指導をしているコーチに問題があります。

学校で言えば、先生になるかと思いますが、コーチや学校の先生は、競技の知識、体の知識は素人といっても過言ではありません。専門的な知識を持っている方はほとんどいないことでしょう。

ここで、しっかりとした知識を持っている方が指導を行えば、体のケアや未熟な体に負担をかけないような運動の仕方などを教えることが出来るため、子供の腰椎分離症の発症率はかなり抑えられると思います。また、発症しても完治に向かう可能性は上がるでしょう。

このような理由から子供の責任というよりは、周りにいる大人の環境によって、大事なお子さんが腰椎分離症を発症するか、しないかが変わってくると思います。

また、腰椎分離症は腰部におけるスポーツ障害のうち25パーセントを占め、また、その90パーセントは5番目の腰椎に起こる、というようにほぼ同じような場所に発生するのですが、それでも痛みなどが起きて検査をするまでの期間が違ってくるため、完治出来るかどうかは、まずその時期にもよるということが言えるでしょう。

また、痛みが出たという場合、いつ発症したのかということはかなり気になることと思います。完治のためにも、早期治療は重要です。何かきっかけがあった時に腰椎分離症になることが普通ですが、そのきっかけの際に新たに出現したものか、それとも痛みだけが突発したものかは、CT撮影をすることで分かると言われています。

新たな発症であれば、成長期で無い場合でも、幾分癒着をして完治する可能性もあります。しかしながら、過去のことが原因である場合は、元通りに完治することはほぼあり得ません。

このように条件付きで完治する場合もあると言うことが可能ですが、保存療法を行った場合でも、腰椎分離症を完治する方はいらっしゃいます。骨が癒着する場合は稀ですが、骨を支える筋肉がしっかりとしてくれば、痛みはなくなり、完治に向かいます。

手術によっても完治は可能なようですが、固定術を用いれば、自然治癒と同じ状態に完治できると言っていいでしょう。しかしながら、完治が出来る可能性が上がるとはいえ、固定術では体に大きく負担がかかる場合が多いです。

完治のためには、よく医師と相談しながら、手術を検討する必要も出てきます。このようなことから、完治するためには条件があると判断することが必要になってきます。


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