腰椎すべり症、また腰椎分離症は小学生の男子に多い病態です。
特に13歳頃に過度に陸上スポーツのトレーニングを積むことで発症する確率は高く、そのほとんどは第五番目の腰椎に発症します。
陸上でも野球やサッカーといった腰を捻ったり反ったりすることが多いスポーツが特に多いと言われます。
サッカーの例では、特に技術的に未発達な状態でボールを蹴る際にインパクトが腰へ返ってくることが多くなります。
サッカーのボールを蹴る動作は、力が入っていれば入るだけいいということもありませんが、力が入っていてもボールを蹴る際にボールに力がうまく移動すれば問題はないでしょう。
しかしながら、未熟なままでは何度蹴っても、足を放り出すような状態になったり、腰のほうへ力が逆に戻ってきてしまうことが多くなります。
軽く練習をしながらだんだんと上手くくなっていくのが理想的ですが、そのようなトレーニングを誰もがされているとは限りません。
また、サッカーをした後で、疲れた筋肉を定期的にほぐすことはかなり発症の可能性を小さくします。
疲れをよくとってから次の日の練習ができるに越したことはありません。
しかしながら学校での学業、そして過激なスポーツを毎日するのですから、なかなかそうはいかないでしょう。
また、そういうことであれば練習をするたびに腰をチェックする方法があればかなり効果が良いでしょう。
またはレントゲンなどを定期的に受けさせ、すべり症などの兆候のある子供を休ませるなどの方法を用いるのがいいかもしれません。
サッカーをして腰椎分離すべり症になっても、痛みが出ないことが多いのも問題です。
痛みがあるのであれば、成人になってから悩む方の数はかなり減るでしょう。
プロのスポーツ選手でも腰椎分離すべり症の方は多いようですが、一生痛みがなくプレイできた、という方も少なくないようです。
この場合では、痛みがなければ何をしても問題はない、という医師も多いようです。


