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体操選手の発症率




体操を行っているスポーツ選手は、腰椎分離症を発症する率が非常に高いです。この理由としては、やはり体に無理な負荷を掛けていることにほかなりません。

いくら、体を強化して腰椎分離症にならないような体を作っているとはいえ、発症するリスクは避けられません。

ここ最近では、ロンドン五輪に出場をした体操女子日本代表のエース、田中理恵選手が慢性の腰椎分離症を患っていることが分かり、オリンピック出場が危ぶまれました。

このように腰を捻ったり、反ったり、曲げたりと、通常では考えられない動きを常にする体操選手の場合、筋肉を付ける場合は、伸びの良い筋肉を作らないといけません。

普通の硬い筋肉では体が重くなってしまい、演技がしづらくなるため、軽い筋肉を作る必要があります。そして、軽い筋肉、伸びる筋肉を作ることで、腰椎分離症になりにくくなっていきます。

それに体操を行っている選手は、しっかりと体のケアをしている場合が多く、運動前後などにストレッチなどを入念にしています。

しかし、それだけ体に気を使っていても、日頃の練習が体に負荷をかけ続けているため、それが蓄積して、腰椎分離症になってしまうことがほとんどなのです。

しかし、体操の種目にもよりますが、演技のほとんどは腰を反らしたり、伸ばしたりすることが多いので、腰にかかる負担は尋常ではありません。故に、体のケアを怠るとすぐに腰椎分離症を発症してしまうことがあるので、本当に注意しないといけません。

また、腰椎分離症になった状態で我慢をして演技をすると、体にはかなりのダメージを受けることが予想されます。

先程、お伝えした田中選手も無理をした結果、オリンピックという大舞台の前で腰椎分離症を発症し、晴れ舞台で思うような結果を残すことが出来ませんでした。

もし、腰椎分離症になってしまったら、まずは体を休めることと、しっかりと診察を受けて専門医のもと、治療をすることが先決です。

特に急性期の場合は、コルセットを使用しての治療になることが多いため、練習をすることが難しくなることがあります。その場合、適度な筋力トレーニングやストレッチなどを行っていきましょう。

焦って演技をしてしまうと、かなりの体の負担になり、症状を悪化させることになってしまいます。ですから、万が一症状を発症してしまった場合は、とにかく治すことに専念してください。

また、症状が悪化すると手術が必要になることもあるため、本当に注意しないと後々後悔することになります。もし、手術になってしまった場合、術後、体に違和感を持つことが多く、リハビリに時間がかかる場合があります。

このようなことにならないよう、無理をせず治療を専念するようにしてください。このように、体操競技は腰や体にかなりの負担を掛けるスポーツです。

故に、腰椎分離症を発症してしまった場合は、しっかりと治療をして、完治してから練習を再開するようにしてください。


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