体が発達していない小学校高学年~高校3年生位に激しいスポーツなどをすると、腰椎は前方下方へとすべる力に対するストッパーの役目が出来なくなり、腰にかかる負担はだんだんと増していきます。
このすべりを起こした状態で戻らなくなってしまったものを腰椎分離すべり症と呼びます。
また、第5番目の腰椎に発症するケースが多く、これを第5腰椎分離すべり症と呼びます。
発症する第一の原因は、成長期の過度のスポーツのトレーニングが挙げられます。
体幹を捻り、また反るという動作が最も影響を受けるのが、第5番目の腰椎と言われています。
第5腰椎分離すべり症の治療は保存療法が原則です。
そしてそのほとんどは経過観察です。
しかし症状によっては、その痛みなどを緩和するためにコルセットを着用し、痛み止めを服用し、温熱療法やトレーニング体操、ストレッチや牽引などのリハビリメニューを適用するようになります。
その他には神経ブロック注射が代表的な例です。
ブロック注射は神経のまわりに直接注射をして、筋肉の緊張をほぐし、また血行を改善します。
そして自然な治癒の力を引き出すことができます。
自然治癒を引きだすのは経過観察でも同じことです。
安静にすることで、患部がいい方向へ向かうことを待つことになります。
このような保存的な療法によっても効き目はなく、また、症状が悪化するほどである、と判断した場合、多くは手術を適用します。
離れた骨を移植する方法や、または椎体固定術などが主な方法です。
手術はそれ以上の悪化を防ぎ、元の状態に戻します。
この他の治療方法としては、整体や鍼灸などがあります。
また、カイロプラクテイックと呼ばれる整体治療法では特に現代的なアプローチで進行を防ぎ、また患部の周囲から改善を効果的に促すことができるようです。
また、運動療法も効果的で筋力をつけ、体のバランスを整えるストレッチなども非常に効果が高い方法と言われています。


