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出産について


腰椎分離症の患者さんが妊娠をされた場合、胎児には問題はありませんが、出産の際、腰椎にかなりの負担がかかりますので、腰椎分離症による痛みは避けられません。

また、出産を控えるようになれば、コルセットをつけることはできませんし、痛み止めなどを飲むことも出来なくなります。ですが、妊婦の方は腰椎分離症や椎間板ヘルニアにかかっている方は意外に多く、ブロック注射をして痛みを軽減されている方も多くいます。

ブロック注射の場合は患部に直接麻酔薬を打つため、副作用がなく、痛み止めとしてもすぐれた効果を発揮します。

胎児が大きくなるにつれ、腰椎分離症の痛みが増える傾向にありますので、痛みを我慢出来なくなるようなことがないように、治療などによく通い、腰をケアをすることが大事です。

また、出産時に一番気を付けて頂きたいのが分娩後です。分娩後に急激な痛みに襲われる方が多くいます。これは胎児を生むことにより、腰椎の状態が変化し、腰椎分離症の急激な悪化とぎっくり腰などを併発してしまうからです。

このような状態になってしまうとかなり大変で、症状によっては6ヶ月以上、寝たきり状態になってしまい、赤ちゃんの面倒を見ることが出来なくなってしまう方もいます。

また、6ヶ月とは言わずとも、1ヶ月~2ヶ月、寝たきりになってしまうことが多く、また、その影響で体の筋力が落ちることにより、リハビリなどを強いられるため、胎児を生んでから退院出来るまでに、3ヶ月以上かかってしまう方は多くいます。

このようなことが起きないようにするためにも、妊娠中も症状が進行しないよう、適切な治療を受け、出来る限り腰のケアを怠らないことが大切です。

また、妊婦の方でも痛みが軽いときには、運動などをすることをお薦め致します。あまり負荷のかからない、プールでの水中歩行などをすると効果的に運動ができます。

しかし、体重が重くなっていて、上手くバランスが取れないという場合が常ですので、浅めのプールを選択すると良いと思います。

また、腰椎分離症の痛みは突然やってくる場合もあります。特に妊婦の時には、体重の変化によって、腰への負荷がだんだんと重くなってきますし、栄養を十分に増やしていかないと体調にも変化をきたしてしまいます。

腰椎分離症になった場合、妊娠や他の事故などによる体への負荷の増加は出来れば避けるようにしてください。しかしながら、もともと腰が悪いというケースは多いので、妊娠した場合の腰椎分離症の本なども参考になると思います。

経験者の話を取り入れることで、今の自分の症状と照らし合わせ対応策を考えることが出来ます。また、妊婦の方は不安感が大きい場合がほとんどですので、周りの方の配慮が大事になってくると思います。


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