TOP » 腰椎分離症2 » 先天性について

先天性の腰椎分離症について




毎日デスクワークをしている方からプロのスポーツ選手まで、腰に負担をかける仕事をしている人の悩みの種である腰椎分離症。

そのほとんどが外部からの強い負荷や長い期間をかけて蓄積されてた負荷により、椎骨の一部が折れてしまうことによって引き起こされる病気です。

こうした一般的な患者は数多くいますが、中にはそれ以外の原因によって発症する方もいます。そのような外部からの衝撃によって発症するものを、「後天性腰椎分離症」と呼び、生まれつきの骨の形状などが原因になって発症すものを「先天性腰椎分離症」と呼びます。

先天性腰椎分離症患者は患者全体の割合としては少なめです。先天性の名の通り、その原因は生まれつき骨が弱かったり、椎体や椎弓の形態異常などによって引き起こされるので、予防策を取ることもなかなかできず、一般的に用いられる治療ではあまり効果を望めません。

更に、すべり症や椎間板ヘルニアなど、他の症状も併発している可能性も非常に高いため、まだ症状が確認されていないうちに骨を削ったり、人工パーツを用いて固定するなどの手術を行うことは危険です。

では、どのようにして改善すればいいのか。基本は腰椎に負担がかからないように腹筋や背筋群などの強化を行うトレーニングをします。また、体のアンバランスを整えるなどの行為も必要です。

また、生まれつき骨の形が変形している方は、普通の人よりより骨を労わる必要があります。背筋や腹筋の強化などもとても大事ですが、根本原因である腰椎に負担のかからない生活を送ることもとても大事です。

人は日常生活の中で自分が気が付かないうちに腰椎に負荷をかけ続けています。長時間のデスクワーク、休暇のスポーツ、足を組む、このような何気ない動作でも腰椎に負担を与えているのです。

ですので、日常生活もしっかりと見直し、変えていかないことにはいくら治療を続けてもなかなか治らないことになってしまうのです。

先天性のため一度発症してしまうとなかなか治りづらい病気ではありますが、継続的な治療を続けていけば完治する事例も数多く報告されています。ですので、健康な身体になるためにも、少しずつ前を向いて頑張っていく努力をしていきましょう。

中川式腰痛治療法