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自然治癒について




腰椎分離症は自然治癒で完治させることが可能であるという話を聞くことがあります。しかし、このことは比較的若い患者さんで、かつ急性期の患者さんには当てはまりますが、成人以降に痛みが出た場合などでは、慢性期に入っている場合が多いため、自然治癒は難しくなることは必須です。

腰椎分離症は少年期にすでに発症しているケースも多いですが、自然治癒出来るのは発症してから、骨の分離が慢性化するまでの間だけです。

また、腰椎分離症は痛みがあっても、それほど激痛ということでもない場合が多く、ほとんどは痛みが徐々に引いていってしまうため、レントゲン検査などをせずに、慢性化するという方が多いようです。

骨が癒合する可能性を逃すと、そのまま成人していって、仕事などで腰に負担をかけると、痛みが出ます。そして、その頃には慢性化していますので、保存療法などを基本としてじっくりと治療をしていくしか方法はありません。

完治させるという意味合いではなく、自然治癒の力を引き出すための治療方法があります。ブロック療法などはいい例です。ブロック注射は筋肉に対して直接注射をすることによって、痛みを緩和させ、また、血行を改善します。そして、自然な治癒の力を期待することが出来ます。

ブロック注射を一度受けた患者さんの中には、二度と痛みが出現しなくなった、という方も実際に多いようです。あるいはブロック注射でも打ち所が悪い場合は、痛みはそのままというケースもありますので、出来れば熟練の医師に相談すると良いでしょう。

自然治癒は色々な病気で効果がありますが、まずは患者の方から率先して体力を作ることに励んだり、栄養のある食習慣を身につけるなどすることが大事です。

治療にきちんと通っていても、肉料理ばかり採っている患者さんではなかなか効果はありません。また姿勢の矯正も大切です。

テレビを見たりしながら悪い姿勢が治らなければ、治療をしている意味が全くないという場合もありますので、日頃の生活には気を配りながら過ごすようにしましょう。

中川式腰痛治療法