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第5腰椎分離症について




腰椎分離症は腰に過度のストレスがかかることにより、骨が離れてしまう状態を指します。腰椎は5つありますが、どの部分の症状が最も多いのか気になる方もいらっしゃいますが、第5番目が最も多く発症します。

腰椎の後ろ半分を椎弓といって、リング状の構造をしていますが、この部分が過度の運動などによって度重なるストレスを受けると、徐々にひび割れてくることで、骨と骨が離れていきます。骨が離れてしまう状態になり、筋肉が炎症を起こして、痛みを発症します。

部位によって痛みなどの症状が変わることはほぼありません。その自覚症状は、腰の痛みと下肢痛がほとんどで、急性発症する際の比較的強い痛みから、慢性期の不快な感じや軽度の痛みまで、痛みの程度は様々です。

症状が明確でなく、ただ腰の痛みがある、動作をしなくても痛む、という場合には、第1番目の腰椎に問題がある可能性が大きくなります。特に腰に限定された痛みの場合は、ほぼ間違いないでしょう。

このように腰のあたり、と一般に知覚される部位は実は第1番目です。前屈や後屈の動作をする場合には、1、3、5番目が連動します。第3番目が捻れると、第1と第5の連携が働かず、前屈動作ではより痛みが強くなります。

ほとんどの場合、保存療法で改善しますが、一度離れた骨が元に戻るということは少なく、元に戻る、あるいは自然に癒着するのは成長期の発症例がほとんどです。よって、成年期を過ぎた頃に慢性化してしまうと、なかなか完治することは難しくなります。

また、保存療法では痛みが改善しないという例もありますが、この場合は手術をすることが多くなります。そして、最も効果の高い治療法として注目されているのが、運動療法です。

骨を支えている筋肉と腱をトレーニングによって鍛え、体全身のバランスを整えることにより痛みを改善していく治療法です。多くの方がこの運動療法で日常生活が出来るまでに回復事例が多くありますので、一つの選択肢として考えてみることをお薦め致します。


中川式腰痛治療法