医療分野では、適用する治療方法がどの程度効果があるのか、また治療費がどのくらい効率的に使用されているか、などのアセスメント的な考え方を重要視するようになっています。
また、腰椎分離すべり症などに対しては、危険性や有害性等を調査(リスクアセスメント)し、治療において腰痛を発生させる直接的又は間接的なリスクを発見し、リスク低減のために使用する方法が用いられます。
アセスメントは予診のために効果があります。
過去の病歴や現在の病気、発症の動機、または痛みがあった際の状況、痛みが発生する前に何か自覚症状があったかどうか、診断経験の有無、その時の診断結果や病名、どんなときに痛むか、他の痛みは無いか、などの痛みの発症状況、そして職業をすることのリスクや生活リスク、睡眠時のリスク、治療経験、自分で行っているケア、患者自身の治療にたいする要望、などのアセスメントチェックを行い、治療の効果を測定するために使用されます。
また、腰椎分離すべり症の場合、小学生時分に激しいスポーツをして疲労骨折を起こしてしまい、腰椎分離すべり症を発症することが原因になることがほとんどですが、他にも先天性の原因に基づく場合もあります。
潜在期にどのようなことを行ったのか、などの上記の内容を明確にすることで、治療にも役に立ちます。
潜在期間があまりにも長いことが多いですが、その間にはほとんど痛みがなく、好きなように行動ができた、という場合も多くなりますが、生活習慣などのデータを蓄積することで傾向などを分析し、それらを治療に活かすことができるでしょう。
また腰椎分離すべり症が進行することをできるだけ防ぐためにも、リスクをマネージメントする考えは大事です。
腰椎分離すべり症の場合、元々は少年期の発症例がほとんどですので、スポーツの管理者が責任をもって定期的にチェックすることは最も望ましいことです。


